今回は前回の続きを行う。米国株に関してもあまり深い銘柄分析を行っていない。そもそも日本株より全体的に銘柄分析の精度が低いというか荒くなっている節がある。情報がやはり日本株より得にくいからかもしれないが。

本来なら大切なお金なのだからそのような考えのもとで投資をしてはいけないのだが、米国市場に対する信頼と実績に頼ってしまっているのかもしれない。連続増配年数が長いとか高配当だとか参入障壁の高い事業だからとか分かりやすい指標で行っている。それでもある程度は戦えているので良いかなと思っている。皆さんはそのような人間にはならないように(笑)それではいってみよう。


米国株
  • インターナショナル・フレーバー・アンド・フレグランス[IFF]
  • ハンティントン・インガルス・インダストリーズ[HII]
  • ロッキード・マーティン[LMT]
  • ボーイング[BA]
  • ウエストパック銀行[WBK]

インターナショナル・フレーバー・アンド・フレグランス[IFF]
この銘柄はあるブログを拝見した際にたまたま知った銘柄である。何をしているか企業か想像つくだろうか?簡単に説明するとお菓子やソフトドリンク、シャンプーなどに香りを付ける企業だ。

私は初めてIFFを知った時「これって凄いジャンルの企業だな」と思ってしまった。IFFはこの業界において世界でも3位に位置するそうだ。日本にも高砂香料という会社がいており世界7位との事。この業界の存在自体はなんとなく知ってはいたのだが、米国株投資を始める時には全く意識していなかった。しかし、考えれば考えるほど興味深い分野である。

私たちが普段口にする大手企業のお菓子だったりソフトドリンク、シャンプーなどの商品全てにもし関わっているとするならば相当安定した企業だと分かるかと思う。15年連続増配中で配当利回りは2.7%ほどとまずまず。株価も直近はあまり思わしくない。しかし、事業内容は、安定しており、参入障壁も高そうなので長期投資との相性は良さそう。


ハンティントン・インガルス・インダストリーズ[HII]
これも某有名ブログを拝見したときに知ることができた。この銘柄は、米国内で原子力空母を製造できる唯一の企業だ。原子力潜水艦も製造してる。いわゆる軍事銘柄である。この手のものは、米国内においては国策銘柄とも呼べるものなので、ある程度の利益が見込めるのが強い。また、寡占企業化していることもあり参入障壁は高い。その時の国の方針などにも左右されるところもあるが現在のトランプ政権下では需要は高いだろう。

増配年数は7年連続でまずまず。増配率も5年で40%を超えているとのことでかなり高い。株価は直近では去年の9月頃がピークだったが、ここ5年ほどで随分上がってきている。こういうジャンルの銘柄も一つは保有してもいいかなとも思っている。


ロッキード・マーティン[LMT]
日本ではロッキード事件の名前で知っている人もいるかもしれない。以前は民間の航空機も製造していたが、現在は軍事用の航空機がメインである。HIIが船ならこちらは、空のスペシャリストみたいなものだろうか。人工衛星やロケットの開発も行っているとは恐ろしい限りだ。

株価は5年で2倍近く上昇しており手が出しづらい状態。それなのに配当2.28%とそこまで低くもない。こちらもその時の政権次第だろうか。


ボーイング[BA]
ヨーロッパのエアバス社と二分する世界最大の航空宇宙機器開発製造会社。現在は米国内で唯一の大型旅客機製造メーカでもある。LMTほどではないがこちらも軍用機や宇宙機器などの研究開発を行っている。

株価は5年で2.5倍ほど上昇。配当利回りも2.28%と悪く無い。この銘柄はトランプ大統領就任時に凄まじい上昇をした。購入を少し検討していた時期だったので悔しかった記憶がある(笑)こちらも購入するタイミングを逃した感が個人的には強い。


ウエストパック銀行[WBK]
豪州の銀行銘柄であるWBK。高配当好きの米国株投資家の方なら知っている人も多いだろうか。この銘柄の注目ポイントは7%前後ある配当利回りはもちろんだが豪州という国自体にある。
豪州は積極的な移民受け入れなどもあり人口増加率が高い。2017年時点で約2459万人ほどの人口だが
2050年には3800万人に達すると予測されているそうだ。

それを背景に経済も堅調でGDPも26年連続で成長を続けている。ただ、WBK自体の株価は低成長であることは確かである。しかし、安定的な配当を得るために保有するのはありかもしれない。



いかがだっただろうか。米国株の方は物騒な銘柄が多くなってしまったがたまたまである(笑)どれも個性のある銘柄だと思う。この他にも米国株は気になる銘柄が多いのでコレクション的に買いたくなる時もある。じゃあそれだったらVTIなどのETFを買えばいいだろうという話になってしまいそうになるので難しい所だが、そのあたりが個別銘柄の面白さだ。


前回の日本株についての総括を書き忘れていたので簡単に行う。
日本株は品川リフラクトリーズ以外は分かりやすい物を選んだ。私はやはり外食企業にばかり目が行ってしまうようだ(笑)

特に気になっているのがトリドール。やはり2025年に5000億円という売上高をどのように達成するのか注目している。フジオフードシステムもM&Aを駆使しながら成長しているので今後大化けするかどうか。神戸物産の成長性にも期待したい。品川リフラクトリーズがやはり難しい。個人の方で銘柄分析をされている方もあまりいなさそうではあるが今後を注視していきたい。そもそもこの銘柄は銘柄検索をしていた時にたまたま知ったものである。しかし、調べてみたら大きな企業だったので驚いた。
何かカタリストが起きれば面白いかも。

投資は自己責任でお願いします。


今日はここまで。


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